1. コラム

    Vol.192 名古屋三の丸の空間再編を提示した名古屋都市センターの3Dモデル  -2つの本庁舎を他用途に転用した後の官庁街再生の在り方-

    名古屋都市センター(以下、都市センター)が、3年間事務局を務めた三の丸研究会の報告書を公開するとともにシンポジウムを開催した。多くの発見と気づきを与えてくれる報告書から、3Dモデルを用いた空間分析の結果を紹介したい。重要文化財である2つの本庁舎を他の用途に活用し、諸官庁に必要な床面積を他の街区で整備するための空間再編が検討されている。三の丸地区が継承してきた歴史を尊重しつつ、…

  2. コラム

    Vol.191 変わる名古屋市の旅館業規制  -ラブホテル問題に端を発したホテル規制の緩和-

    名古屋市では高級ホテルが少ないと評されることが多い。これに応えて、愛知県と名古屋市が立地補助制度を設けた事が奏功し高級ホテルの立地が続いている。そしてこの度、…

  3. コラム

    Vol.190 お墓ニーズの多様化と向き合う公営墓地の運営課題  -日本人の尊厳を守るお墓の行方-

    日本では総人口の減少が続いており、お墓と向き合う機会も増えている。家族形態が核家族化するとともに世帯分離が進む中で、いわゆる先祖代々のお墓を維持していく事が徐…

  4. コラム

    Vol.189 名古屋市産業振興ビジョンに期待したい次なる展開  -イノベーションから付加価値創出力…

    名古屋市は、産業振興ビジョン2028(2022.4策定)を掲げて産業経済の活性化に取り組んでいる。その中核に位置づく戦略はスタートアップ支援をはじめとするイノ…

  5. コラム

    Vol.188 SDGsへの挑戦と若者定住  -ワークライフバランスの中で「やりがい」に出会う都市に…

    若者が東京に流出して一極集中している我が国国土。名古屋市も同様で、進学期の若者を集めてはいるものの就職期・転職期の若者(20~30歳代)は東京への転出超過量が…

  6. コラム

    Vol.187 名古屋市における本社移転誘致策の実効性を探る  -補助金政策の経済合理性-

    名古屋市の産業構造は東京に比して付加価値創出力が低く、これが若者たちの東京への流出へと繋がっている。現状の産業構造を変革するためには、機能と業種の観点から付加…

  7. コラム

    Vol.186 公立大学の新設を打ち出した四日市市の挑戦  -高等教育の強化が人口問題に寄与する道は…

    三重県四日市市が公立大学の新設を検討している。場所はJR四日市駅前を想定し、三重県における若者定着の一翼を担いたいとしている。この構想に接し、新設する公立大学…

  8. コラム

    Vol.185 スポーツセンター利用者数に見るスポーツ実施率の壁  -コロナ禍の影響から脱し切れない…

    名古屋市は、第3期スポーツ推進計画(2023~2027)を策定し、スポーツ実施率70%を掲げている。国のスポーツ基本計画を参酌して設定された目標であるが、非常…

  9. コラム

    Vol.184 豊田市の人口動態の転換が示唆する都市経営課題  -社会情勢の影響を受けつつ若者の流出…

    愛知県豊田市は、言わずと知れたトヨタ自動車の本社が立地する企業城下町だ。1937年に豊田自動織機から独立したトヨタ自動車工業(当時)が立地し、1958年に市名…

  10. コラム

    Vol.183 なごや水道・下水道連続シンポジウム第2回「やさしい水」  -水道と下水道が目指す「や…

    名古屋市上下水道局が2024年度に開催している「上下水道の将来を考える連続シンポジウム(計3回)」の第2回が「やさしい水を考えよう」をテーマに開催された。筆者…

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    Vol.156 能登半島地震被災地で大活躍する名古屋市上下水道局  -技術力、現…
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