1. コラム

    Vol.112 木曽川水系連絡導水路事業の進路  -進むか止めるか、名古屋市新提案の是非-

    揖斐川に建設されたロックフィル方式の徳山ダムは2008年に稼働を開始した。構想から完成までに50年を要した巨大ダムに貯められた水を名古屋市などが利用するためには木曽川水系連絡導水路(以下、導水路)が必要だが、2009年5月に河村市長が撤退表明した事により未着工のまま今日に至っている。14年が経過した2023年2月に河村市長は新たな有効活用策を掲げて事業推進に舵を切った。この導…

  2. コラム

    Vol.111 2022年横ばいの名古屋市人口の陰で起きている事象  -東京への若者流出と子育て世帯…

    2022年の名古屋市の人口はほぼ横ばいで推移した。2021年には25年ぶりの人口減少に転じたが一服感が見られる。主因は、コロナ禍により2020~2021年で急…

  3. コラム

    Vol.110 愛知県の人口に起きている変化と継続している構造  -外国人の転入は増加したが東京圏へ…

    愛知県の人口は2020年に減少に転じ、2022年まで3年連続の減少となっている。社会増減では前年の減少から増加に転じたものの自然減が拡大して補えきれない構造だ…

  4. コラム

    Vol.109 少子化対策は教育費の地域格差を念頭に  -東京都の教育費を前提にしたままの経済支援は…

    少子化問題がマスメディアで報道される頻度が高まっている。契機となったのは岸田首相が年頭会見で発した「異次元の少子化対策」だ。1980年代から顕在化して…

  5. コラム

    Vol.108 公共施設の使用料はどのように決まる?  -料金改定に加えてサービスレベル向上の議論を…

    我々が日常的に利用している公共施設の中には、使用料を払うことで利用できる施設が数多く存在する。こうした施設の使用料は、各自治体が条例で規定しており、市民から見…

  6. コラム

    Vol.107  東京に吸い出され続けている愛知の人口  -脱・東京の潮流は愛知には届いていない-

    「DX+コロナ」でリモートスタイルが生活様式に根付き、「脱・東京」の潮流が萌芽しているが、愛知の人口は東京に吸い出され続けている。住民基本台帳で中部5県から東…

  7. コラム

    Vol.106  国際指標に見る中部圏の競争力  -コストと移動条件からみたポテンシャル-

    中部圏社会経済研究所が「中部圏の定量評価・国際地域間比較分析調査」を進めており、その分析成果を踏まえたシンポジウム「都市圏の国際間比較からみた今後の中部圏の地…

  8. コラム

    Vol.105  名古屋都市センター歴史まちづくりシリーズ③「大津通」探訪  -本町通に代わる近代名…

    名古屋都市センターが2022年度「歴史まちづくり連続講座」第三回(最終回)を開催し「大津通」を取り上げた。講師は名古屋市役所OBで名古屋の都市計画史に詳しい杉…

  9. コラム

    Vol.104  「異次元の少子化対策」には東京一極集中の是正を  -立地選択の多様化が少子化問題に…

    2023年に年が変わると、岸田首相は「異次元の少子化対策」を打ち上げ、小池都知事はチルドレンファーストを打ち出すなど、為政者たちはにわかに少子化対策に声を上げ…

  10. コラム

    Vol.103  三大都市圏で比較した鉄道輸送人員に見るコロナ禍インパクト  -関東圏だけが異なる傾…

    コロナ禍に入ってから3年が過ぎた。それまで燻っていたDXトレンドは一気に開花し、我々はリモートスタイルを仕事や生活の中で日常的に取り入れるようになった。その結…

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    Vol.94  キムタク効果に学ぶ祭りの経済学  -ぎふ信長まつりが示唆するイベ…
  4. コラム

    Vol.110 愛知県の人口に起きている変化と継続している構造  -外国人の転入…
  5. コラム

    Vol.95  三の丸ルネサンスの提言から見えてきたもの  -立ちはだかる壁の焦…
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