1. コラム

    Vol.166 名古屋三の丸再生は難題だが立ち向かうべき理由がある  -名古屋市に迫る問題回避の象徴に-

    名古屋市三の丸地区の原点は、江戸時代の尾張徳川家に仕えた高級藩士の武家地である。明治維新後は新政府によって没収されて軍用地となり、太平洋戦争後は都市計画公園(名城公園)となった。その後、公園の南側一帯を国・県・市の官庁施設として利用する事となり、現在に至っている。固有の歴史があって格式も高いエリアだが、現代の名古屋市民にとっては馴染みが少ない。三の丸ルネサンス期成会は、三の丸…

  2. コラム

    Vol.165 名古屋市に迫る都市経営問題と回避の処方箋  -趨勢的将来には市経済縮退への道が待ち受…

    名古屋市は、国内3番目の大都市で経済規模も大きいが、少子化は確実に進行しており、社会移動では日本人に限ると社会減となっている。拠点性の高い大都市でありながら、…

  3. コラム

    Vol.164 ライバルを意識した都市経営を考えてみないか  -名古屋市が想定すべきライバル都市はど…

    日本の三大都市と言えば、東京都(特別区部)、大阪市、名古屋市となるのが相場だが、名古屋市のライバル都市はどこだと捉えれば良いだろうか。長く民間シンクタンクに身…

  4. コラム

    Vol.163 全エリアで完全開業したジブリパークの役割とは  -観光産業の振興と観光客・交流消費の…

    2022年11月に第1期がオープンしたジブリパークは、2024年3月16日に第2期がオープンし、計画された5つのエリア全てが予定通りに開業した。ジブリの世界観…

  5. コラム

    Vol.162 県内総生産の比較に見る愛知県の力と課題  -日本を代表する経済県だが産業構造の厚みが…

    愛知県は、県内総生産で大阪府と国内2位の地位を競う経済県だ。首位の座は東京都が圧倒的で、これを脅かす存在はないが、2位の地位は2012年に大阪府から愛知県が奪…

  6. コラム

    Vol.161 民活シリーズ⑫ PFI事業のアドバイザーに求められる今日的な資質  -マーケットサウ…

    行政が公共事業を民活方式で実施する際に重要な選択肢となるPFIでは、その導入にあたりアドバイザーと称する民間コンサルタントを登用する。行政にとって単独では御し…

  7. コラム

    Vol.160 リニア時代に愛知県が持続的成長を遂げる道は  -「交流消費」の増進と「付加価値創出力…

    若者の人口流出が拡大し続け、人口減少期に突入した愛知県。世界に誇るモノづくり集積地ではあるが、製造業だけでは若者の流出を止められないことが鮮明化しつつある。こ…

  8. コラム

    Vol.159 愛知県の付加価値創出力を高める産業戦略の鍵は  -若者を惹きつける高付加価値業種の強…

    全国の若者が付加価値創出力のある都市に惹きつけられている(vol.154ご参照)。その結果、大都市に人口が流入し、とりわけ東京に人口が集中する国土構造となって…

  9. コラム

    Vol.158 西三河の人口減少が警鐘を鳴らす愛知の課題  -付加価値創出型の産業振興戦略が鍵に-

    愛知県人口動向調査の2023年年報によると、愛知県の人口は748.1万人で4年連続の減少となった。依然として首都圏に人口が吸い出されている状況だが、県内では三…

  10. コラム

    Vol.157 名古屋市人口の横ばい傾向に潜む都市経営的課題  -首都圏への負け越しを打ち破るシナリ…

    令和5年の人口統計(R5.12公表)によると、名古屋市の人口は令和2年(2020年)をピークに横ばい傾向で推移していることが分かった。日本の総人口が減少してい…

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    Vol.128 リニア時代の中部圏に求められる社会資本整備戦略  -国土における…
  3. コラム

    Vol.154 付加価値額が大きい都市に社会増が集中する訳  -やりがい指標を付…
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    Vol.45民活シリーズ① 行政運営における「民活」の背景と狙い-VFMのパフォ…
  5. コラム

    Vol.63  これでいいのか?名古屋の公共投資   -公民連携で都市ブランドを…
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